覚悟の磨き方

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【ネタバレ要約】覚悟の磨き方は、後悔しない生き方を学ぶためのバイブル

『覚悟の磨き方』は、齢30歳で死罪となった幕末の学者・吉田松陰が残した言葉を、自己啓発作家である池田貴将氏が“超訳”として176の言葉に分けて編集したものです。

一言で言えば本書は、

『自分の本音に従って生きられない人』

が、これからの人生の時間をどう生きるべきか?の一つの指針を指し示すためのものです。

そして確信を持って言えることが一つ。

この本に収められている176の言葉のうちの必ず1つは、あなたに刺さる。

それだけは自信を持ってオススメしたいと思います。だから安心して欲しい。後悔はしないと思います。

過激派のテロリストの指導者、という側面を持ちながら、幕末の偉大な教育者でもあった吉田松陰。その薫陶に触れ、本書をビジネスのバイブルとして愛読している人は多く、30万部のベストセラーになったのも頷けます。

ページごとの関連性は特にありません。

だから気が向いた時に開ける場所に置いておくと良いですね。

鞄に忍ばせておくとか、トイレに置いておくとか、気に入ったフレーズに付箋を貼って…みたいに、繰り返し開きたくなるような魅力的な一冊です。

さて、ここでは、15年間の会社員人生で「社畜根性」が染み付いた元サラリーマンから、一念発起してフリーランスの世界に飛び込んだ僕の目を通して読んだ「覚悟の磨き方」のポイントを要約していこうと思います。

『覚悟の磨き方』を三行で要約すると【ネタバレ】

時間がない人向けにざっくりと、僕が最も感銘を受けたポイントを三行でまとめてみました。

本書は「心・士・志・知・友・死」の6章からなる「吉田松陰の176の名言まとめ集」である。

内容は以下の通りである。

  1. 結果ばかりを追うな。自分は人生の時間を使ってどうなりたいのか?を考えろ
  2. そして自分の心が「そうしろ」「こうしたい」と叫ぶなら、ひるむことなくそれに従え
  3. なぜならば、自分の生き方を救えるのは、自分だけだからだ

一言で言えば本書は「生き様を学ぶための本」であり、30歳という若さで死んだ吉田松陰の激情・果断・動乱の歴史をたどる旅であり、彼がなぜ死後150年以上経った現在でも愛されているのか?を知る旅とも言えるかもしれません。

想像ですが、自己啓発作家である著者・池田氏のバイアスもある程度かかっているからこそ“超訳”と第しているのでしょうが、それはともかくも「自分のため」に生きてこなかった僕のハートに響くメッセージはめちゃくちゃありました。

自分の軸がない…と悩む20代、迷う30代、戸惑う40代には特にオススメです。

【ネタバレ】『覚悟の磨き方』で感銘を受けたポイントの感想をダラダラと

はっきり言ってズドンと刺さりまくりなので全ページ紹介したいくらいなのですが、さすがに膨大な数になってしまうので読んでみて特に心が震えたポイントを抜粋しました。

(自分向けのアウトプットとして、それに対する自分の感想を添えています。)

ネタバレを含みますが、そんなことどうでも良くなるくらいの至言揃いなので、購入の参考にして頂けたら。

001.結果じゃない

大事なことは、
なにを、どう手に入れるかではなく
どんな気持ちを感じたいかなのです。
たとえ手に入れたものが、どれだけ美しくて広い家だとしても、
住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、
それは貧しい人生です。

どんなにお金を持っていても、フェラーリに乗っても、シャンパン片手にタワマンで美女とパーリナイを楽しんだとしても、自分自身の心が満たされなければ意味がない。これはまあ本質的な教訓として「だよね」だと思います。

ただそれはわかるんだけど、

「時間もお金も健康も人間関係も満たされない…」

みたいな不自由だらけの現実と相対していると、この「優しい気持ちが大事だよ」的な名言は、正論すぎてあまり響かない気もします。いやいや気持ちだけじゃどうにもなんないよ?みたいな。

フリーランスになってみて、めちゃ裕福!ではないけど会社員時代よりは時間とお金に余裕が出来た今、ようやくこの「結果がすべてじゃない」言葉の意味が理解できるような気がしています。

過去のどんな失敗もミスも、未来が報われることで糧になるんですよね。

人生の要所要所には高い壁が立ちはだかっているものですが、それを乗り越えた時にだけ見える世界のようなものを、松陰先生は何度も体感してきたのでしょう。

005.ためて一気に吐き出す

時には不満に思うことや、納得のいかないこともあるでしょう。
苦しい気持ちも、愚痴をこぼしたり、大騒ぎしたりしていれば、
次第に楽になっていくものです。
しかしその先には「惰性」しかありません。
簡単に「憂さ晴らし」はしないでください。
憤りをかみ砕いて、ぐっと呑み込むことができれば、
それがいつか物事を変える力になりますから。

「嫌なことからは逃げてもいい」

よく、こういう言葉を見かけます。

僕自身長い間そう思っていたし、そうやって生きてきました。心が壊れる・健康を害するくらいなら「逃げちゃいなYO」とジャッジして逃げちゃうことは確かに一つの解決方法です。

ですが、なーんかモヤっとする。なんでだろう?そのモヤモヤの正体が、この言葉に触れて理解できました。

自分の快楽とか安心を優先して「逃げるコマンド」を連打していると、怒りとか不満といった「不自由への反発エネルギー」が貯まらないんですよね。

だから「あの野郎!いつか刺してやる!」みたいな(極端かもしれませんが)猛烈なエネルギーがあるからこそ、現状を抜け出すために人はがむしゃらになって勉強したり仕事に打ち込んだりするのかもしれないなと。

逆にそれがないと、自己肯定感はどんどん下がるし、「社会に居場所がない…」という思い込みから立ち上がれなくなってしまう怖さを抱えることになるんじゃないかと思います。

そう考えると、「とりあえず3年働け」っていう誰かの言葉も一理ありますし、「行動力の源泉になる負のエネルギー」から目をそらさずに、飲み会やゲームで解消させないことは、確かに行動するための動機を生み出す効果があるのかもしれません。

010.自分はどうあるべきか

反求諸巳。
「すべての問題の根本は自分の中にある」
どれだけ大きな計画であっても、
物事を動かす基本はここにあります。
計画がうまくはかどらずに悩んだ時は、
外部に答えを求めることなく、
「まず自分はどうあるべきなのか」
雑音から距離をおいて、ひとり静かに考えてみましょう。

現在の自分は、過去の自分の選択と行動の延長線上にあり、未来もまた現在の自分の選択と行動が決めています。

ですが、日々に流されているとそのことをつい見失ってしまいがちです。

社会人になると自己との対話の時間が極端に減ります。それによって、自分が何をしたくて、なんのために汗水たらして働いているのかがわからなくなり、「社会が悪い!」「政府が悪い!」「会社が悪い!」と原因を棚上げしてあらゆる不満を外部環境のせいにしてしまうのは割とあるあるです。

自分がどうしたいのか?何が不満なのか?それは自分だけが知っていることであって、パートナーも両親も占い師さえも、それっぽい予想はできても自分の内側の複雑な感情まではわからないんです。

ちなみにこの反求諸巳という言葉は松蔭オリジナルのものではなく、中国の老子の言葉の引用です。

043.自分にしか守れないもの

法を破ったら、罪をつぐなえますが、
自分の美学を破ってしまったら
一体誰に向かってつぐなえますか。

「明日から本気出す」

が口癖になっている人にはドンズバで刺さりそうな言葉ですね。

誰かとの約束を守れないことももちろんキツイですし、それで人を傷つけてしまったり、思いがけず罰を受けてしまうこともあるかもしれません。

ただ、自分との約束を破ったり、自分のモラル信条に反することを自分の意志で、あるいは不可抗力であってもやってしまっとき、その穴を埋めるのは謝罪ではなく「膨大な悔恨の時間」だと思うんです。

会社員時代、「お客さんを騙すようなやり方で契約を取る手法」で仕事をするよう上司から指示されたことがあります。

それが社会なのだ、この会社のルールなんだからそれで良いのだ…と自分に言い聞かせて頑張っていましたが、

普通に潰れました。

自分の意思でやってるんじゃない!なんて言い訳は通用しなくて、ただ自分の手が汚れていく気がしてどんどん病んでいっちゃったんです。「やる」とジャッジしたのも実行したのも全部自分ですからね。

その教訓もあって、『プライドは捨てても美学は捨てるな』は今の僕のポリシーでもあります。

092.心の声を見つけろ

心を疲れさせないためには、余計なものを求めないことです。
ですが、よく考えなければならないものを、
つい求めてしまうのが人間の弱いところでもあります。
「自分が本当にしたいこと」を、
いい加減に扱っているときほど、
そういうものばかり追いかけてしまうのです。

一言で言えば、「お金のために人生懸けて働く」ですかね。

お金はただの手段、体験をするための交換ツールでしかないので、「家族のために自分は犠牲なってもいい」なんて苦渋の決断からの節約戦法は不幸を招くだけでしょう。

「本当はこうしたいんだよナァ…」が叶わなきゃなんのため誰のための人生なのかわからくなっちゃいますし、そのために今できること、自分の可能性を伸ばす行動を放棄することは、たんなる思考停止ですから。

それに、「俺はダメだったけど、お前の人生では成就してくれよな」なんて自己犠牲からの期待…なんて子どもからしたら全力で迷惑ですし、いや親父は親父でもっとガンガレ!って思っちゃいますよ。

173.大切な人のために今日出来ること

今日という日は二度ときません。
死ねば、再びこの世に生まれることはありません。
だから大切な人を喜ばせるために、
少しの時間も無駄にしちゃいけないんです。

時間は有限である。時間はいのちそのものである。

ある時から僕は時間の本当の価値を理解しましたが、1分1秒がいのちであり、人生なんですよね。

そして、それはたった一度しか無い、自分の人生です。生まれ変わりがあるのか、天国で美女に囲まれる未来が待っているのかは知りませんが、僕らが想像できるのはあくまで現世の生活だけです。

だから周囲の大切な人を笑顔にするためにも、今の時間、今の自分をできるだけ有効に使って、磨いて、磨き続けて行こうな?っていうのが松陰先生の教えなのでしょう。

『覚悟の磨き方』ネタバレ要約・感想まとめ

吉田松陰は30歳という若さでこの世を去りました。

死ぬ間際になって遺した言葉の中には以外にも、「このまま死ぬのは惜しい」「なにも花を咲かせず、実をつけることは出来なかった」という現実への悲嘆があったそうです。

30歳という若さだけに当然かもしれませんが、それでも「自らの四季は終えた」という潔い言葉から感じるのは、目の前で命のやり取りをしていた時代の人間特有のとしての潔さなのかもしれません。

吉田松陰の史実の評価や功績についてここで語ることはあえて割愛しますが、彼が教育にかけた情熱や思想を突き詰めると、「志に命を捧げずして何が人生か」という本質的な部分へ強烈なメッセージだったことに違いありません。

本書のようないわゆる『自己啓発本』はマルチビタミンサプリ的な使い方がメインになるんじゃないかとは思いつつも、本棚にあったら定期的に開いて読みたくなる一冊となりそうです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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